3月議会一般質問 ※LRT多し

さて、3月議会も終盤となりました。今回の議会もイロイロイロイロあります。私も3月8日に一般質問しましたので主な内容を以下に。


 1. 令和3年度予算について


 2. 市民向けICT講座の開催


→様々なICT施策を講じているが、多くの市民が利用できなければ意味がない。特にアプリを使った施策(ZoomやLINE)はまずダウンロードが出来ないなど、端末はあれど持て余している方も多い。是非地域やイベントに出向き、端末を一緒に操作しながら市の様々な支援を紹介し、多くの市民がICTの恩恵を享受できる環境を整えて欲しいと要望。それがひいては行政の効率化にも繋がるのでは。


 3. 養育費不払い防止のための対策


→ひとり親家庭の原因はその8割が離婚だが、養育費や面会の有無の取り決めをしていない家庭がとても多い。コロナ禍において特に母子家庭の貧困も深刻さを増しており、「相手と関わりたくない」などの理由で養育費と面会の取り決めをしない事は子どもの健全育成の観点から考えれば容認出来る事ではない。宇都宮市は来年度、養育費等取り決めのための公正証書作成費助成支援を導入するという事だが、離婚前・離婚後の子どもとの面会の場も設けるべきではないか。(国の共同親権制度も見極めながら…との回答。うーーん)


 4. 里親・特別養子縁組支援について


 5. 来年度からのGIGAスクールについて


→来年度から1人1台端末の運用が始まる。市は端末の持ち帰りを想定し、モバイルルーターを貸し出しするとの事だが、このルーターの貸し出し基準はどのようなものか。また端末のセキュリティ対策、児童生徒が端末を使って自らいじめや虐待、その他悩みなどを教員、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーへ相談できる体制を作って欲しい。(自宅にWifi等のネット環境が無い児童生徒にルーターを貸し出す、端末には有害サイト除去のフィルタリングを設定する、相談体制は確保する→できればデスクトップに登録を促してほしいな)


 6.LRT事業について


 市民の皆さんが一番衝撃を受けた事案は何といってもLRT事業の1年延期(2023年3月開業に変更)と事業費の当初概算事業費(458億円)を大幅に超える増額(宇都宮市だけで191億円の増額、総事業費は684億円に変更)かと思う。その詳細については下記をご覧いただくとして、様々な方のご意見やご要望を踏まえながら私の考えを述べたい。


↓↓LRT事業の1年延期と事業費の増額について


 ご存知の通り、LRT事業は全国初の新設レール導入による、まさに1から作り上げていく大型事業であり、各沿線地区(私の住まう峰もそうだが)ではまちづくりや地域の課題を洗い出す中において、LRTがあることを想定した地域の在り方や、地域内交通の検討などを行っている。また、オープンスクエアを開催したり、停留場の名称アンケートをとったりといった市民のマイレール意識醸成のための施策を通じて市民がLRTを身近な乗り物として認識し始め、最初は導入に消極的だった方も一定のモヤモヤはあるものの理解を示していただいたように感じることもあった。また、将来的なLRTによる通勤通学を希望し近隣に住まいを構えたご家族もいることは承知している。

 しかしながら今回のLRT事業1年延期と概算事業費増額は、市民からはネガティブな声や呆れの声、また今まで抱いていたであろう様々な疑問を多く頂くことになった。新型コロナによる影響での延期は致し方なしと見れる一方、事業費増額に関しては想定外の事案もあったようだが、やはり見込みの甘さは否めず、また、なぜあの時に金額は分からないまでも増額になる旨を伝えなかったのか、一連の対応は賛成反対かかわらず市民に対して不誠実と言わざるを得ない。住民運動をはじめLRTが争点となる選挙が連続して繰り広げられるなど、LRTは良くも悪くも多くの方が注目する事業であり、そして非常にデリケートな事業なのだ。賛成反対に関わらず、多くの関係者がここまで進めてきた事業ですから、市は改めて誠実に市民と事業に向き合い、不安を取り除き、LRT開業後の未来を生きる市民にとってより良い事業となるよう取り組んで頂きたい

 また、国に対しては今までの事業費にも充てられている国土交通省所管の社会資本整備総合交付金の支援を要請していくとのこと。この社会資本整備総合交付金は比較的活用の自由度が高く、自治体が地域の課題解決のために必要な計画を定め、その整備計画の事前評価・中間評価・事後評価する交付金のようだが、今回の追加要請にあたっては支援が見込めるのか。また、新型コロナウイルス感染症の影響による国をあげたテレワークの推進など社会動向も変化し、先にも述べたように今回の事業延期と事業費の増額による国への追加支援要請の経緯を見ても、全国初の成功事例として評価されていくためにも、今、不安を抱く市民に事業の継続性をしっかりと示していくためにも、そして未来を生きる市民のためにも、需要予測の再調査、もしくは今までの調査を基にした修正をすべきであると考える。(国の追加支援は見込めそう、需要予測の見直しはやる気無し。→引き続き追及していく)


 長々と書きました。結論を言えば、この3点に尽きる。

「情報公開の在り方」。これは芳賀宇都宮ライトレール検討委員会もそうだが、現在非公開である部会や内部の検討も含め議事録を開示すべき。今まで議員や市民が知らない間に経路や勾配、その他諸々が変更されているなど、不信感を招きかねない状態である。また、私の勝手な見方ではあるが上司を慮り、LRTに不備があってもそれを中々口に出せない雰囲気が蔓延している様にも感じる。しっかりとした透明性を確保し、良い所は良い、悪い所は悪いと言える風通しの良い環境と市民に胸をはって説明できる環境を構築して欲しい。

 そして「需要予測の見直し」。これは答弁で(実質)やらない。と受け取った。これだけコロナで働き方や生き方が変容している、しかもそれは宇都宮市だけじゃない、栃木県だけじゃない、日本だけじゃない、世界中で巻き起こっているパラダイムシフトに順応しない需要予測を誰が信じるだろうか。この古い需要予測で今後の収支計画を示されても信用できない。テレワークで何人通勤客が減りそうなのか、逆に居住誘導施策で何人増えそうなのか、市民の将来の不安を取り除くためにも、未来を生きる市民のためにも再調査はすべきである。

 最期に、「誠実さ」。公益を考えるうえで1番大事な事です。賛成、反対に囚われることなく誠実な態度で市民と事業に向き合ってほしい。

 以上です。

   茂木ゆかり

宇都宮市議会議員|茂木ゆかりホームページ

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